ウサ*ラビTOP >> うつわのお取り扱いについて ウサラビ 丹波焼 市野雅利 市野忠作 忠作窯 usa*rabbi ウサ*ラビ ココチ舎 引き出物内祝いのオーダーもお受けします |
普段使いの器を 長く気持ちよくお使いいただくために・・・ |
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陶器の使い始めに |
■底面(高台)の確認 |
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電子レンジと オーブンの使用について |
電子レンジのご使用はできます。 ただし電子レンジをご使用後、急な冷却はおやめください。 自然に冷ますようにしてください。 なぜ大丈夫なのか・・・ それは、窯でしっかりと高温で長時間焼いている陶器だからです。 高温で長時間焼き絞められた陶器はとても丈夫です。 直火、オーブンでのご使用はできません。ご注意下さい。 |
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陶器を使ったあとで |
油料理などに使った後は、早めにお湯で洗って下さい。 使い終わった食器類をひとまとめに 「つけおき」しておくと、 他の汚れを土もののうつわが吸収し、落とせなくなったりします。 ディッシュウォッシャーは水流が強いため、あまり手作りの器には向きません。 なるべく手洗いをお願いします。 |
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陶器をしまうときに | 陶器にとって湿気はクセもの。 土は湿気を含むと菌が繁殖しやすく、カビや水アカの大きな原因になるからです。 「よく乾燥してからしまう」が基本です。 |
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その他のコト 全体的に 貫入が入り 左下にオレンジの御本が出ています。 |
貫入(かんにゅう) 釉薬の表面に現れた細かいヒビのことを貫入(かんにゅう)と呼ばれますが、 陶器本体の直接的なヒビではなく、水漏れなどの心配もありません。 この貫入から茶渋や汁などが染込んで、だんだん器の表情が変わっていき 味わいのあるものになってきます。 これは、洋食器には無い 陶器だけの楽しみです。 御本 ピンクやオレンジ、グレイの色が出ていることがありますが、 これは火色によって違った色が出る御本と呼ばれる 焼き物独特のもので、 出そうとしても出せるものでもなく これらの特徴が古くから珍重、愛用されています。 使い込むほどに 深みが出て変化する色合いもお楽しみください。 使う人によっていろいろな表情を見せてくれる器たち。 大切に育ててください。 |
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選ばれてあなたの元に届いたうつわが、 長く使えますように・・・ |
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うつわの基本的なコト これを知っていると うつわの選び方、見かたが変わってきますよ。きっと・・・ |
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器の名称 |
器の名前、覚えておくと便利です。 @見込み(みこみ) 器の内側を総称して、見込みといいます。 器の内側に絵が描かれているものもあり、視覚的におもしろい器も多数あります。 A口縁(こうえん) 器の縁のことで、口造りともいいます。 丸いものが一般的ですが、片口のように一方に注ぎ口が付いていたり、 外側に反っていたり(端反り:はたぞり)するものもあり、 器全体の注目したい場所でもあります。 B胴(どう) 器の外側を胴といいます。 釉薬や絵柄、土の質感など好みの器を選びます。 C高台(こうだい) 一般的に、器の底部分につけられた丸い輪のものと、 器の底部分を一部削ってつくるものがあります。 |
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「陶器」と「磁器」の違いって? |
陶器 〜やわらかで、温かな魅力〜 土を成形して焼き上げるので「土もの」とも呼ばれます。 釉をかけずに焼き上げた土ものは「焼締」といい、 材料の土色、質感がそのまま表面に表れるのが特徴。 多孔質で透光性はなく、吸水性があり磁器に比べると少しもろいです。 磁器 〜繊細で、華やかな魅力〜 陶石(長石や珪石など)を砕いた粉を練り上げて成形し 高温で焼き上げるので「石もの」とも呼ばれます。 水を吸いこまず、指で弾くとチンチンと硬い音がします。 透光性があり、なめらかな肌触りが特徴。 代表的な磁器では、有田焼や九谷焼などがあります。 また、洋食器で牛や羊の骨粉を入れて独特の風合いを出した薄い磁器を 「ボーンチャイナ」といいます。 同じ器なのに材質によって異なった雰囲気をもつ「陶器」と「磁器」。 好みは人それぞれ。 釉薬や手法によって また違う魅力を発見できるのも楽しみのひとつです。 |
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器の形成について ろくろと格闘しているのは長男・・・ |
器の形成には 様々な手法があります。 手びねり 「手びねり」は粘土を細長いヒモ状にして 土を巻き上げて形成する「ひもづくり」と 丸めた土に凹みをつけて形成する 「たまづくり」があります。 最も原始的な手法で、人の手と指を使って器を形成していきます。 すべて手作業のため、まったく同じ形は作れない手仕事ならではの温かみがあります。 ろくろ 「ろくろ」は最も多く使われている手法で、 土の塊を回転台に置いて、円盤の回転を利用して 土を引き上げながら 手やへらを使って器の形を作る手法です。 鋳込み(いこみ) 「鋳込み」は石膏型に泥状の土を流し込む手法です。 大量生産されている場合に この手法で作られます。 たたら 「たたら」は土の塊の両脇に たたら板と呼ばれる木片を重ねて置き、 糸や針金で均一の厚さにスライスした土の板で成形する手法。 平たい板状の皿や 巻き筒型などを作る時に 用いられる手法です。 |
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