ウサ*ラビTOP >> うつわのお取り扱いについて ウサラビ 丹波焼 市野雅利 市野忠作 忠作窯 usa*rabbi ウサ*ラビ ココチ舎 引き出物内祝いのオーダーもお受けします


 普段使いの器を 長く気持ちよくお使いいただくために・・・    

 陶器の使い始めに




■底面(高台)の確認

高台のザラザラは気になるもの。
当店では発送の際には 処理をしておりますが 
ざらつきが気になるようでしたら
目の細かいサンドペーパーか 砥石で軽くこすって下さい。

なければ 二個の器の底面をゴリゴリと 
円を描くようにすり合わせて滑らかにしてください。

大事なテーブルを傷つける場合もありますので 
なるべくランチョンマットをお使いください。




■ご使用前には・・・

本来、陶器は 料理の汁や油が入りこんでシミになりやすいもの。
一般的に初めに 米の研ぎ汁か もしくは水で煮沸して
10分〜15分ほど煮沸してそのまま冷まして 水洗いします。
シミ、汚れがつきにくくなるからです。
(ただし、それ以上グラグラ煮沸させすぎないで下さい!
うつわ同士がぶつかり合い 破損の原因になります!) 


しかし、当店の粉引のうつわたちは 
作家さんに 水分が染み込まないように 撥水コーティングを施して
いただいておりますので 煮沸は必要ありません。

この撥水コーティング剤は 人体には全く影響のないものですので
安心して ふだん通りにご使用下さい。


焼締の器は コーティングはしておりませんが
煮沸はしなくても大丈夫です。 
ただし、料理を盛り付ける前に、30分ほど水に浸して水分を含ませておくと、
料理の汁気や脂分を吸いにくく、ニオイも着きにくくなります。



 電子レンジと
     オーブンの使用について
電子レンジのご使用はできます。
ただし電子レンジをご使用後、急な冷却はおやめください。
自然に冷ますようにしてください。
なぜ大丈夫なのか・・・
それは、窯でしっかりと高温で長時間焼いている陶器だからです。
高温で長時間焼き絞められた陶器はとても丈夫です。

直火、オーブンでのご使用はできません。ご注意下さい。


 陶器を使ったあとで
油料理などに使った後は、早めにお湯で洗って下さい。
使い終わった食器類をひとまとめに 「つけおき」しておくと、
他の汚れを土もののうつわが吸収し、落とせなくなったりします。


ディッシュウォッシャーは水流が強いため、あまり手作りの器には向きません。
なるべく手洗いをお願いします。



 陶器をしまうときに 陶器にとって湿気はクセもの。
土は湿気を含むと菌が繁殖しやすく、カビや水アカの大きな原因になるからです。

「よく乾燥してからしまう」が基本です。


 その他のコト


全体的に 貫入が入り
左下にオレンジの御本が出ています。
貫入(かんにゅう)

釉薬の表面に現れた細かいヒビのことを貫入(かんにゅう)と呼ばれますが、
陶器本体の直接的なヒビではなく、水漏れなどの心配もありません。
この貫入から茶渋や汁などが染込んで、だんだん器の表情が変わっていき
味わいのあるものになってきます。
これは、洋食器には無い 陶器だけの楽しみです。


御本
ピンクやオレンジ、グレイの色が出ていることがありますが、
これは火色によって違った色が出る御本と呼ばれる 焼き物独特のもので、
出そうとしても出せるものでもなく これらの特徴が古くから珍重、愛用されています。
使い込むほどに 深みが出て変化する色合いもお楽しみください。


使う人によっていろいろな表情を見せてくれる器たち。 大切に育ててください。







選ばれてあなたの元に届いたうつわが、
           長く使えますように・・・


  □ □ □ □ □ □ □  □ □  □  □ □ □  □ □ □ □ □ □ □  □ 




 うつわの基本的なコト   
        これを知っていると うつわの選び方、見かたが変わってきますよ。きっと・・・
       

 器の名称

器の名前、覚えておくと便利です。

@見込み(みこみ)

器の内側を総称して、見込みといいます。
器の内側に絵が描かれているものもあり、視覚的におもしろい器も多数あります。


A口縁(こうえん)

器の縁のことで、口造りともいいます。
丸いものが一般的ですが、片口のように一方に注ぎ口が付いていたり、
外側に反っていたり(端反り:はたぞり)するものもあり、
器全体の注目したい場所でもあります。


B胴(どう)

器の外側を胴といいます。
釉薬や絵柄、土の質感など好みの器を選びます。



C高台(こうだい)

一般的に、器の底部分につけられた丸い輪のものと、
器の底部分を一部削ってつくるものがあります。



 「陶器」と「磁器」の違いって?

陶器  〜やわらかで、温かな魅力〜

土を成形して焼き上げるので「土もの」とも呼ばれます。
釉をかけずに焼き上げた土ものは「焼締」といい、
材料の土色、質感がそのまま表面に表れるのが特徴。
多孔質で透光性はなく、吸水性があり磁器に比べると少しもろいです。


磁器
  〜繊細で、華やかな魅力〜

陶石(長石や珪石など)を砕いた粉を練り上げて成形し
高温で焼き上げるので「石もの」とも呼ばれます。
水を吸いこまず、指で弾くとチンチンと硬い音がします。
透光性があり、なめらかな肌触りが特徴。

代表的な磁器では、有田焼や九谷焼などがあります。
また、洋食器で牛や羊の骨粉を入れて独特の風合いを出した薄い磁器を
「ボーンチャイナ」といいます。

同じ器なのに材質によって異なった雰囲気をもつ「陶器」と「磁器」。
好みは人それぞれ。
釉薬や手法によって また違う魅力を発見できるのも楽しみのひとつです。

 器の形成について


ろくろと格闘しているのは長男・・・
器の形成には 様々な手法があります。

手びねり

「手びねり」は粘土を細長いヒモ状にして 土を巻き上げて形成する「ひもづくり」と
丸めた土に凹みをつけて形成する 「たまづくり」があります。
最も原始的な手法で、人の手と指を使って器を形成していきます。
すべて手作業のため、まったく同じ形は作れない手仕事ならではの温かみがあります。


ろくろ

「ろくろ」は最も多く使われている手法で、
土の塊を回転台に置いて、円盤の回転を利用して
土を引き上げながら 手やへらを使って器の形を作る手法です。


鋳込み(いこみ)

「鋳込み」は石膏型に泥状の土を流し込む手法です。
大量生産されている場合に この手法で作られます。


たたら

「たたら」は土の塊の両脇に たたら板と呼ばれる木片を重ねて置き、
糸や針金で均一の厚さにスライスした土の板で成形する手法。
平たい板状の皿や 巻き筒型などを作る時に 用いられる手法です。



□  □ □ □  □ □ □ □ □ □ □  □ □  □  □ □ □   □ □  □ 
 

アクセス解析 SEM/SEO講座 オンラインショップ開業運営

お客様のお声丹波焼についてうつわの取扱について | ラッピングについて | 送料・ご注文ガイド | 特定商取引に基づく表示 | top | mail |